読書感想文②(と言う名の自分語り) kemio『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』
は〜kemio好き。。
今日は中途半端なページで止まっていた、kemio『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』を読了しました。
この本はkemioのエッセイ第一弾です。自分のことを語るというよりは、みんなへのメッセージを発信するエッセイです。
もともとkemio大好きでした。実は同い年(今年24歳)なのに、こんなにスターで普通に尊敬。YouTubeは特に質問返し動画に彼の哲学が現れていてオススメです。
そもそもkemioってどなた? って方もいますよね。
YouTubeとかモデルとかいろ〜んなことをやってるスターです。肩書きに縛られない「kemio」っていう職業なので、TwitterとかYoutube見ていただいた方が早いと思います。
この名前=職業っていう生き方に私はすごく憧れています。いつか絶対なるぞ。
彼がこんなにも同世代から支持されるのは、その哲学がみんなの言いたいことを代表しているからでしょう。
「今」の考え方、というかもはや彼が「今」を作っている、そんな部分もあると思います。すごいね〜。
前のブログで少し私の現状を書きました。今、適応障害で会社をお休みしています。
私は昔から「将来の夢」の欄が最後まで、提出ギリギリまで書けない子供でした。
やりたいことなんてなくて、「今はまだない職に就くんだ」とか言っていました。
それは大学4年の就活の時までずっと続きました。
正確には、一度は学者・研究者になりたい! と思って大学院に進む予定だったのですが、将来があまり明るくない世界(そんな現状悔しすぎるけど)で、そもそも勉強は大好きだけど、勉強と研究は違うということもわかり、断念しました。
でも、肩書きは研究職ではなくとも、在野でも、学ぶことはいくらだってできます。だから私はそういう人になります。
話を戻します。転職した先の会社で、webマガジンの記事を書かせてもらいました。
そしたら、文章を書く楽しさを思い出しました。
思い返せば初めて悩み抜いて書いた将来の夢が「小説家」でした。なぜか? 当時の私が知りうる文章を書く仕事が小説家だけだったからです。要は、小学校高学年の頃には既に文章を書く仕事がしたかったわけです。
みんな大嫌いな作文。私は大好きでした。いつもちょうど原稿用紙の最後のマスで終わらせることができて、天才なんじゃないかと思っていました笑。
初めて抱いた夢に、私は長い時間をかけて戻ってきました。
適応障害をぶり返したのも、今回は会社が100%悪いわけではありません。むしろすごくみんな良い人で良い会社なのです。
原因の一つは、フリーライターという夢がありながら、それに向かって全力でやれていないことだったと思います。
正直、今も迷っています。
普通に見たら、入社1ヶ月未満で1社目を退職してすぐ転職し、2社目も4ヶ月で辞めるなんて、「社会不適合者」、やばい地雷です。
でも「社会」って、イコール会社じゃありませんよね。
会社に普通に勤めていた時にこの本を買って読み始めたのですが、正直わかってることばかりだなあなんて思っていました。
でも今日読んですごく驚きました。
感じ方が全く変わっていて、すごく背中を押されたのです。
「わかってること」は私が「やりたくてもできていないこと」に一段階レベルアップしていました。
必死に他人の知恵を取り込んで今後の進路を決めていこうとしている今だから、勢いを持ってkemioの言葉は私に流れ込んできました。
しばらく休職した後、会社に戻るか、それとも退職して、フリーライターになるか…。
お金や世間体から悩んでいましたが、答えが見えてきた気がします。
それでもまだ悩みます。悩みたいから悩みます。
私の人生は私が決める。
憧れを憧れのまま終わらせずに行動できる人だけが、夢を叶えられるのだと思います。
人生に迷う私世代の方にも、私世代との接し方に悩む人生の先輩方にも、みんなに読んでほしい一冊です。
誰もが棺桶まで輝かしいランウェイを歩けますように。